映画制作・実践:スタジオ撮影

sakura-zaka

2008年03月01日 23:06

長い脚本制作の期間を経て(実際の映画はもっとかかるけど)、ようやく今週から撮影がスタート。昼間に外でのロケを無事終了後、夕方からは北谷の美浜メディアステーションのスタジオを借りて特殊撮影。特撮というほどのことでもありませんが、タクシーの移動シーンを撮るためにリアプロジェクションを行いました(厳密にはリアプロはスクリーンの後ろですが…)。最近だと後ろにブルーバックを立てて、パソコンの編集ソフトで背景画像を合成ということも簡単にできるようになりましたが、あえて古典的な技術を体験してみることにしました。強力は美浜のメディアステーションです。(真)

システムは簡単。車の天井にビデオプロジェクターを配置して、後ろのスクリーンに夜道の映像を流しているだけ。この辺の設備も10年前に比べると実にコンパクトになりました。もう少し明るいビデオプロジェクターだとやりやすかったのですが、雰囲気はまずまずそれらしい画面がとれたように思います。

右の写真→は証明を仕込んでいる最中のスタッフ。この辺はスタジオなので電源の確保にはこまりません。実際に走っているわけではないので、カメラアングルもわりあい自由。ただし、背景の画面が不自然にならない角度の範囲なので、以外と苦労していました。できあがりは3/30の桜坂市民大学祭にて公開予定です。

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