琉球絵画 第三回
さあ、もう第三回目になりました桜坂市民大学「琉球絵画」講座。
この講座は、「琉球王朝時代の絵師たちによって描かれた絵画は、王朝の滅亡や沖縄戦によってその多くが失われました。本講座でも、琉球絵画の歴史と琉球絵師五大家などが描いた作品を紹介するとともに、現存する作品や大正時代に撮影された作品の模写で琉球絵画制作を体験させて頂きます」といった奥の深い講座。
簡単に説明させて頂きますと、「琉球絵画を描いてみよう」という講座です。
第一、二回の講座では琉球絵画の歴史について学びました。
なかなか学ぶことの出来ない琉球絵画の歴史に受講生の皆さんは興味津々です。
今回から、さっそく琉球絵画の模写についてスタートします。
まずはこの分厚〜い本の中から自分の
描きたい絵を選んでもらいます。
たくさん種類がある上、これから描いて行くのですから真剣に、
でも笑いもありつつ選んで行きます。
本当に分厚くて重いです、この二冊。
先生の意見も取り入れながら、作品を選ぶ受講生。
受講生の皆さんが作品を選んだところで、まずは描くために必要な筆慣らし。
球絵画には細かい筆さばきが必要になります。
そのため、買って来て頂いた筆を慣らして、細い線を描く練習。
皆さん、真剣そのものです。
次は、作品集の中から一つ作品を選んで模写の練習。
今回の作品はこれです。重々しい雰囲気のある作品ですね。
この作品をそれぞれ一枚ずつ拡大コピーして、模写を始めます。
右の写真は先生の手元です。すっごい丁寧で、きれいに模写して行きます。
受講生の皆さんも丁寧に模写して行きます。
あっという間に一時間半の講座が終了です。
中身のつまった、濃い講座でした。
来週から受講生の皆さんが選んだ作品の模写に入って行きます。
皆さんがどの作品を選んだのか
来週、このブログで紹介させて頂きます。
ではでは、来週までさよ〜なら〜
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